窓の絵画 I Can See Your Scenery
窓は、時に絵画のようである。
その絵画からは音楽が聴こえる。
あなたが眺める風景は、どんなものだろうか。
窓の向こうには何があるだろうか。
わたしたちの目の前には美しい世界がある。
この世界が、あなたにとっての風景であればと願い、
これから音楽を奏でようと思う。
窓の絵画として、あなたの絵画として。
Sometimes, a window is like a painting.
And from this painting, music can be heard.
What is the landscape that you see?
What lies there, beyond the window?
A beautiful world is before our very eyes.
Wishing this world could be your own landscape,
I shall now begin to play my music.
As the painting in the window,
and as a painting for you.
Text : Akihiro Yamaguchi.
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ジャズ、ボサノヴァ、クラシックをベースに、7弦ギター、エレクトリック・ギターによる演奏を行っているギタリスト、坂ノ下典正。坂本龍一、ゴンチチ等の音楽家に評価され、原美術館などでライブを行っているデュオ、the sleeping beauty。
東京・青梅にある「MANSIKKA antiques」の店主でベーシストの濱田敦司。そして、写真、映像作品を中心に空間、パッケージ・デザインまで含めた制作を行っているアーティスト、山口明宏。 2020年、MANSIKKA antiquesにてライブ・コンサートを予定していたが、新型コロナウィルスのため無観客ライブ・レコーディング・プロジェクトに軌道修正し、アルバム『靄を漕ぐ -Row the haze-』を制作。
その収録曲はApple Musicのオフィシャル・プレイリスト「Pure Focus」などにピックアップされた。 その後、観客を入れたMANSIKKA antiques、東京・尾山台の「fluss」、山梨県・北杜市の「sun.days.food」等でライブ演奏を行うなか、同じメンバーで次のアルバムを制作することを決意し、新しいユニット名「USVA(ウスヴァ)」として活動をスタート。
2024年、再びMANSIKKA antiquesに集まり、2日間でライブ・レコーディングを敢行。それに、坂ノ下典正のプライベート・スタジオで収録された3曲をあわせ、10曲を収録した新作『窓の絵画 - I Can See Your Scenery』を2025年にリリース。
窓の絵画
I Can See Your Scenery
1. Your Scenery Suite Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ
2. Bota
3. Taigan: The Other Side of the River
4. Not So Easy to Connect
5. Clock
6. Fall
7. Transitions of Seasons
8. Snow
on 2024/3/9-10 (track 1-4, 6-8) at MANSIKKA antiques, Ome, Tokyo
on 2024/4/13 (track 5, 10), 8/17 (track 9) in Ogikubo, Tokyo
1976年生まれ。
音楽の基礎にと, 幼少時からピアノの習得を勧められる。高校でクラシックギターに触れ、セゴビアやタレガなどの近代音楽に傾倒。
大学時にジャズや即興音楽に触れ、ライブ活動を開始。卒業後拠点を東京に移し、ジャズ、ボサノヴァ、ポップス、即興など多種多様なジャンルで演奏。
映像や絵画、舞踏、朗読、料理など他表現とのコラボレーションを多く行う。
バンド"Echostics"名義では、作曲・アレンジを担当し、雑誌"ecocolo"主催の"WordsGarden"、Art Re-public Tokyo主催の"創造公園渋谷”ドキュメンタリー映画祭"DOCU Memento"など多数アート系イベントに参加。7弦ギターでの演奏を基軸に都内に留まらず全国各地で活動中。
東京を中心に活動する、田村みどり、田村示音のデュオ。
これまでに『no sound and no silence』、『liv』、『auguries』、『empty playground』をリリースし、ミュージアム・ショップやセレクト・ショップにてロングセラーを続ける。
2008年11月、原美術館でライブを行い、その後もカフェ、ギャラリーなどで演奏している。
2018年、坂本龍一がニューヨークのレストランのために作成したプレイリストにて『auguries』収録曲が選ばれた。
2021年1月、原美術館のオンライン配信企画 Hara X「 “ひかりの感触” the sleeping beauty , 塩塚モエカ」に出演。
国内外から蒐集した古いものや、作家作品を主として取り扱うセレクトショップ。
2014年よりウェアハウスのセルフリノベーションを繰り返しながら、東京都青梅市の自然豊かなロケーションの中で静かに佇む。近年ではアートギャラリーや撮影スタジオとしての店内利用や空間演出に携わる機会も増え、枠に囚われない独自のスタイルを日々追求している。
Shop 東京都青梅市富岡2-538-1
神奈川県生まれ。東京を中心に活動する写真家。
主な被写体は花と人、そこに含まれる景色。自身が関わる全てを写真機で記録し、それらを元に作品を制作している。